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設計室便り

免震便り
14.新潟地震と免震
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(株)構造計画
免震,制振,構造設計,耐震診断,伝統木構法
一級建築士事務所(株)構造計画,摺木勉
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免震便り

「新潟地震と免震」
No.14 2005/1

中越地震の震央に近い小千谷市に設置された地震計は、地表面加速度1500ガル、地表面の変位速度136cm/secを示し、震度7に相当する揺れを記録していました。

免震建築は
この震度計から1kmの所に免震構法で造られた小千谷総合病院老人保健施設「水仙の家」がありました。地下1階地上5階延面積4448m2の建物では、何一つ壊れたものはなく、3階の入居者が棚の上に安置していた仏像も倒れることさえありませんでした。

他の建物では
この施設には他に2棟の病院棟がありました。最も古い棟(3階建1968年)は1階の柱が「大破」となり、もう1つの棟(7階建)では、設備、什器備品等は激しい振動で大きな被害を受けました。そのためにこの2棟の入院患者は、一時期免震棟のホールにベッドを並べて避難生活を過ごしました。

被災住宅の豪雪対策応急処置支援
11月末には長岡市内で被災住宅の豪雪応急処置ボランティアに参加しました。盛土宅地では被害が大きく、同じ団地でも切土地盤上の宅地とは天と地の明暗を分けました。盛土宅地での建物づくりは十分に検討すべきことを肝に銘じました。

三鷹の免震住宅づくり
木造免震住宅を町の大工さんに手軽に作ってもらうにはどうすればいいか、相談しながら作業を進めています。山古志村を始め被災地は今深い雪に覆われ、人々は長い冬に耐えていることでしょう。本年もよろしくお願いいたします。
住宅も免震なら安心です。(摺木)

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